1000円でサイドバッグサポートの自作
R125は積載能力が皆無。
見た目SSなのでそれは仕方ない。
しかし、それでは困るのでサイドバッグを取り付けたい。
取り付けるサイドバッグはこれ
タナックス(TANAX) マルチフィットサイドバッグL モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MFK-187(可変容量38-56?)
- 出版社/メーカー: タナックス(Tanax)
- 発売日: 2013/03/30
- メディア: Automotive
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側面のチャックを開けると、サイドバッグが伸び容量が一個あたり9L増えるというもの。
実際に取り付けてみると、サイドバックがバイクの中心に寄ってしまう。
実際に使う時と同じような状態にするために、それぞれ5㎏程の工具箱を入れています。
すでにウインカーに干渉している・・・
伸ばして使った日にはどうなることやら・・・
で、これを解消するためにはサイドバックサポートが必要になります。
検索してみると、R25用のサポートはあったが、高い。
しかも合う保証もない。
試す度胸もない。
結果、専用品は諦める。
次に、汎用品で合うものがないか探す。
アメリカン用のものはピンキリであるんだが(コの字型のやつ)、R125にはそもそも取り付けるネジ穴がない。
結果、汎用品も諦める。
となると、残すは自作しかない。
ということで、数年前にステーを組み合わせて作った自作一号がこちら。
ダサい。
サイドバックが内側に寄らないようにするという目的は果たすことができたが、ダサい。あと、結構重い。
これを「U」みたいに上向きにナンバーステーにボルトで固定していたので、サイドバッグ内側が一部、こすれてしまっていた。
使えないわけではないけど、ボルトの脱落などの不安要素もあるので、今回はサイドバックサポートを新調したいと思います。
条件は、
安く、
軽く、
強度もあり、
目立たない。
ということを目標に自作します。
まずはどこに取り付けるか。
車体を見ると、汎用のウインカーを付けたことにより、ネジ穴が左右一つずつ空いている。もうここしかない。鉛直下向きの力には弱そうだが、左右から水平方向にしか力はかからないから大丈夫だろう。
次に材料は何にするか。
すでにネジ穴があり、金属で、軽くて、加工しやすく、ある程度長さがあり、なおかつ安いもの・・・
しばらくして閃いた。
これだ
自転車のカゴ用ステー。正確には型番が(YBK00902)の方。¥932。
黒いし、しかもステンレス。
素材が決まれば、後は加工するだけ。
針金でおおよその型を取り
これに従い曲げていきます。
寸法は、一番長い辺が34cm、そこから90度曲がった部分が16cm、あとの2辺が7cmずつ。
鉄筋ベンダーなどの専用工具はないので、完全自力です。
ペンチ、鉄パイプ、ハンマー、鉄パイプ、レンガ、コンクリートブロックなど考え得るかぎりの様々な物を使いなんとか形になった。6mmのステンレスってむちゃくちゃ堅い。これは専用工具あったほうがいい・・・3時間もかかった・・・
黒い塗装もだいぶ剥げてしまったので、熱圧縮チューブでカバーしました。熱圧縮チューブ大好き。
あとは、これを車体に取り付けどんな感じになるか確認。
以前の自作一号と比べ、サイドバックを支える部分が点から線になり、より安定したので満足。
目立たないし、サポートとしても機能してます。
あとは耐久性の問題ですね。
まあ、曲げるのに苦労したから大丈夫だろう・・・